TRIO KE-9021
¥19,800(1972年頃)
解説
光電カートリッジであるサプリーム20を開発したトリオが、音質・安定性・使いやすさをポイントにして開発した光電カートリッジ。
光電カートリッジはレコード溝の変化を光の変化量としてとらえ、シリコンダイオードで電気信号に変える構造となっています。
またKE-9021は光電カートリッジとしては始めて針交換が出来るカートリッジで、全てのEIA規格のシェルに取り付けが可能な、使いやすい設計となっていました。
機種の定格
| 型式 | PEステレオ・カートリッジ |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB(KA-9021接続時) |
| クロストーク | 25dB以上(1kHz、KA-9021接続時) |
| 出力電圧 | 5mV ±2dB(1kHz、3.54cm/sec、KA-9021接続時) |
| 出力バランス | ±0.5dB(1kHz、KA-9021接続時) |
| 最適負荷抵抗 | 3.3kΩ |
| IM歪 | 0.5%以下(KA-9021接続時) |
| 垂直トラッキング角 | 15゜ |
| 針圧 | 1.5g~3.0g |
| 適正針圧 | 2.0g |
| コンプライアンス | 15x10-6cm/dyne |
| スタイラス | ダイヤモンド楕円針(0.3x0.8mil) |
| 自重 | 7.5g |
| 専用プリアンプ | KA-9021 |
| 交換針 | N-90 |
| 取付寸法 | JISおよびEIA規格 |
| 外形寸法 | 幅34.7x高さ18.0x奥行19.0mm |
| 別売 | 交換針 N-90(¥6,000) |