TRIO FM-1
¥9,800(1982年頃)
解説
FM専用の室内アンテナ。
ダイポール・アンテナとフェライトコア・アンテナを複合化し、これまでの2m近いダイポールアンテナを48cmのコンポタイプにまで縮小しています。
FMアンテナの基本である高感度と優れた選択度特性を得るため、LC同調回路を内蔵しています。
これまでのダイポールアンテナは、フィーダー線を一度壁に張ってしまえば向きを変えることができませんでした。FM-1ではチューニングダイヤルを受信周波数に合わせてからプレート部のダイポールアンテナを回すことができるため、最適な受信ポイントを探す事ができ、受信局ごとに最良の受信状態が得られます。
接続にはチューナーの75Ω端子を使用します。
機種の定格
| 型式 | 室内型FM専用アンテナ |
| 動作利得 | -3dB~0dB(76MHz~90MHz) |
| 定在波比 | 2以下 |
| インピーダンス | 75Ω |
| 半値角 | 80゜ |
| 選択度 | 60 |
| 素子数 | 1 |
| 指向特性 | 8字形 |
| 実用範囲 | 強電界地域 |
| 最大外形寸法 | 幅480x高さ131x奥行110mm |
| 重量 | 500g |