TRIO TW-31
¥22,000(1967年頃)
解説
ソリッド・ステートの特徴を生かした性能を維持しつつ、極力小型化を目標にして開発された小型プリメインアンプ。
出力回路には、シリコン・トランジスタを採用したITL-SEPPのOTL方式を採用しています。
これにより出力トランスを取り去っています。
また、純電子式の保護回路を搭載しており、パワートランジスタを保護しています。
ステレオヘッドホンスイッチやテープモニター、CR型トーンコントロール、ラウドネスなどの機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | ソリッドステートステレオプリメインアンプ |
実効出力 | 13W/13W(8Ω、歪0.5%) |
ミュージックパワー(歪1%) | 40W(4Ω) 35W(8Ω) |
周波数特性 | 20Hz~50kHz ±1dB |
出力帯域特性(歪1%、実効出力) | 20Hz~60kHz -3dB |
歪率(1kHz) | 0.3%以下(出力9W/9W) 0.15%以下(出力3W/3W) 0.2%以下(出力0.3W/0.3W) |
利得/インピーダンス(実効出力、1kHz) | MAG:2.1mV/100kΩ Tuner、AUX1、2、Tape Play:130mV/50kΩ |
トーンコントロール | 100Hz:±11dB 10kHz:±11dB |
ラウドネスコントロール(Volume -30dB) | +9dB(100Hz)、+3dB(10kHz) |
イコライザー | RIAA |
SN比(Volume最大、トーンコントロールフラット) | MAG:65dB以上 Tuner、AUX1、2、Tape Play:75dB以上 |
残留雑音(Volume最少) | 1mV以下(8Ω負荷) |
ダンピングファクター | 20以上(8Ω) |
付属回路 | テープモニタースイッチ ラウドネスコントロール CR型トーンコントロール ステレオヘッドホンジャック USAPATプロテクションサーキット |
使用半導体 | トランジスタ:19個 ダイオード:8個 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 無信号時:20W 最大出力時:60W |
外形寸法 | 幅260x高さ105x奥行237mm |
重量 | 4.5kg |