オーディオの足跡

PR:TRIO/Kenwood/Kencraftの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

KA-770の画像
 解説 

DLD(ダイナミック・リニアドライブ)サーキットを採用したプリメインアンプ。

ローインピーダンス負荷時にも大電流供給能力を発揮し、あらゆるスピーカーの性能を引き出すため、DLDサーキットを採用しています。
これにより、瞬間パワーの供給能力を改善しており、複雑な動きを繰り返すスピーカーシステムをドライブ可能にしています。

Σドライブ方式を採用しています。
アンプの入力端子での波形伝送だけでなく、数mの接続ケーブルを使用しても、スピーカーの入力端子での波形の変化を抑えています。

イコライザーアンプには、ICL高GmFET差動入力とオペアンプによる高SN、低歪率回路を採用しています。
特にアース回りは、直系0.26mmの単線を26本も撚り合わせた従来の6倍の断面積を持つ線材を使用しています。

信号の流れに沿って各ステージを配置したレイアウトとなっており、パワーアンプ内でBクラス段とAクラス段を別基板にし、さらにイコライザー段とメイン段は大型放熱器でシールドすることで、各ブロック間の相互干渉を抑えています。
また電源トランスはシールドし、電源フラックスなどの回路への悪影響をカットしています。

機種の定格
型式 DLDインテグレーテッドアンプ
定格出力 100W+100W(20Hz~20kHz、両ch動作、8Ω)
全高調波歪率(20Hz~20kHz) 0.005%(定格出力時、1/2定格出力時)
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) 0.005%(定格出力時、8Ω)
周波数特性 8Hz~150kHz-3dB(CD/AUX、Tuner、Tape→SP Out)
Phono RIAA偏差 30Hz~20kHz±0.3dB
出力帯域幅 8Hz~80kHz(歪率0.02%時、8Ω)
SN比(IHF-A、定格出力時) Phono MM:69dB(2.5mV)
Phono MC:107dB(250μV)
CD/AUX、Tuner、Tape:107dB
トーンコントロール Bass(400Hz):100Hz±10dB
Treble(3kHz):10kHz±10dB
ラウドネスコントロール 100Hz、+10dB(Volume-30dB)
ダンピングファクター 1000(SP-A、100Hz)
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.5mV/47kΩ
Phono MC:0.2mV/100Ω
CD/AUX、Tuner、Tape Play:150mV/47kΩ
Phono最大許容入力 MM:200mV(1kHz、0.008%THD)
MC:15mV(1kHz、0.008%THD)
出力レベル 150mV
出力インピーダンス 330Ω(Tape Rec Pin)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 240W
電源コンセント 2系統100W(電源スイッチ連動)
外形寸法 幅420x高さ128x奥行338mm
重量 8.7kg