KENWOOD KA-4060R
¥49,800(1995年頃)
解説
Super C4などの上級機に採用された技術を投入したプリメインアンプ。
ノイズの影響を受けやすい初段アンプにSuper C4を搭載しています。
電源ノイズ等を混入させない動作で信号のみのピュアな増幅を図っています。
パワー部のドライバー段にMOS-FETを採用しています。
MOS-FETは通常型のAB級アンプにおいて、ドライバー段とファイナル段のスイッチング時に発生する歪が少なく、入力抵抗が高いため、それぞれのステージの電気的結合を切ることのできる出力素子として、また良好な高周波特性や小信号増幅のリニアリティなどで理想的な特性を持っています。
ボリュームマウント部の材質による固有振動を下げるため、fシェイプ状のスリットを設置しています。
取り付け部の振動特性を改善し、固有のカラーレーションを提言しています。
ノイズの混入を防ぐため、NEWシグナルグランドラインを採用しています。
音声信号を扱う様々な回路のグランドラインの基準点を一本化することで、交流電源のリップルや各種ノイズ成分を排除することができており、これによりメイングランドラインには純粋な信号が流れる事で、音声信号への影響を低減しています。
ロジカルフローコンストラクションやリレー式インプットセレクターを採用しています。
ソースダイレクトを搭載しています。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドアンプ | ||||||
定格出力(20Hz~20kHz、 両ch動作) |
70W+70W(4Ω、THD 0.06%) 60W+60W(8Ω、THD 0.06%) |
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全高調波歪率 | 0.03%(1kHz、8Ω、60W) | ||||||
周波数特性 | CD、Tuner、AUX、Tape:5Hz~90kHz +0 -3dB | ||||||
SN比 |
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入力感度/インピーダンス (定格出力時) |
Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:0.2mV/100Ω CD、Tuner、AUX、Tape:200mV/47kΩ |
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出力レベル/インピーダンス | Tape Rec:200mV/1.5kΩ | ||||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||
定格消費電力 | 160W(電気用品取締法) | ||||||
最大外形寸法 | 幅440x高さ136.5x奥行351mm | ||||||
重量 | 7.9kg | ||||||
付属 | リモコン |