KENWOOD KA-4040R
¥45,000(1991年頃)
解説
細部の完成度を高めたプリメインアンプ。
日本だけでなくヨーロッパでも厳しい試聴テストを行い、音場再現性を向上させています。
入力セレクター部にはリレーセレクターを採用しており、6個の不活性ガス封入型リレーを使用しています。
信号入力の間近に配置し、信号間隣接妨害を低減しています。
電源のリップルや各種のノイズ成分は専用グランドラインでスピーカー端子まで導かれ、そこで始めて全てのグランドラインが合流するピュアシグナルグランドラインを採用しています。
このようにすることで、メイングランドラインには純粋な信号だけが流れる事になり、ピュアな増幅を可能にしています。
信号の流れにそったロジカルフローコンストラクションを採用しています。
信号経路を最短化するソースダイレクトスイッチを搭載しています。
バナナ端子も接続できる大型スピーカーターミナルを採用しています。
MM/MCカートリッジが使えるフォノイコライザーアンプを搭載しています。
電源のON/OFF、ボリュームのUP/DOWN、MUTING、インプット切換等に加え、ケンウッドのシンクロ接続端子を搭載機器(XSマーク付)ならば、CDプレイヤー、カセットデッキ、チューナーが一つのリモコンで操作可能です。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドアンプ | ||||||
定格出力(20Hz~20kHz、両ch動作、 THD 0.06%) |
6Ω:70W+70W 8Ω:60W+60W |
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ダイナミックパワー | 4Ω:120W+120W 8Ω:90W+90W |
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全高調波歪率(CD、8Ω、60W) | 20Hz~20kHz:0.06% 1kHz:0.03% |
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周波数特性 | 5Hz~80kHz +0 -3dB(オーバーオール(Line→Speaker)) | ||||||
SN比 |
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入力感度/インピーダンス(定格出力時) | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:200μV/100Ω DAT、CD、Tuner、AUX、Tape Play:200mV/47kΩ |
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Phono最大許容入力 (Phono→Tape Rec、1kHz、THD 0.06%) |
MM:120mV MC:10mV |
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出力レベル/インピーダンス | Tape Rec(Pin):200mV/1kΩ | ||||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||
電源コンセント | トータル:200W 電源スイッチ連動:3系統 |
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定格消費電力(電気用品取締法) | 160W | ||||||
最大外形寸法 | 幅440x高さ136.5x奥行345mm | ||||||
重量 | 8.7kg | ||||||
付属 | リモコン |