オーディオの足跡

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ST-1200の画像
 解説 

インサイドフォースキャンセラーを備えた軽針圧トーンアーム。

ST-1200は30cm型、ST-1400は35cm型となります。

インサイドフォースキャンセラーを新たに搭載することで、ラテラルバランサーだけで解決できない問題点を解消しており、従来の軽針圧アームにみられなかった追従性を実現しています。

垂直方向回転軸には高精度アンギュラタイプのミニチュアピボットベアリングを使用しており、精密研磨されたピボットによって回転の円滑化を図っています。また、ゴムダンパーを組み合わせることでカーソルを交換した時にパイプに与えられるネジレに対しても適度なクッションとして働きます。
ゴムダンパーとベアリングを結合させたこの構造を東京サウンドではピボットフローティング方式と名づけていました。

水平回転軸には高精度ラジアルタイプのミニチュアベアリングを上下2組使用しています。
さらに、このベアリングの動作をより完璧なものにするため、アームリード線は細く軟らかく、強く、内部抵抗の最も少ないものを開発・採用しています。これによりバランスがとりやすく、水平回転のスムーズなアームが実現しています。

直読できる針圧目盛を備えています。

アームベースに平衡確保微調整を行う3点調整ネジを備えており、アームベースの水平をより確実に行えます。

出力にはハンダ付け不要の出力コンセントを設けており、付属の出力コードを差込むだけで接続が行えます。
また、出力コードの一方にはピンプラグを備えています。

ヘッド部には欧州規格のプラグインヘッドを採用しています。
このヘッドはパイプのバランスがよく、最低共振周波数10.5Hzに大きく寄与しています。

機種の定格
型式 トーンアーム
ヘッドシェル重量 12g