TOKYO SOUND SHA-1
¥6,500(1960年代頃?)
解説
MCカートリッジ用のトランジスタヘッドアンプ。
トランジスタには、低雑音、高利得なものを選別して使用しています。
また、抵抗やコンデンサによる音質への影響を考慮して、抵抗にはアンペックスやマランツ等に使用されたAllen
Bradley社製のものを使用し、コンデンサにはタンタルコンデンサーを採用しています。
プリント基板を採用し製品の均一性や安定性を確保しています。
入力インピーダンスを必要限度まで下げて外部雑音に備えると同時に、広い範囲にわたってインピーダンスマッチングがとれるよう設計されています。これにより1~2Ωから30Ω~50Ωのインピーダンの幅広いカートリッジが全て接続できます。
切換スイッチによってアンプとダイレクト接続が選択できます。
組込用パネルが付属しており、レコードプレイヤー内に組み込むことができます。
機種の定格
型式 | ヘッドアンプ |
入力 | SMC-4、SMC-3 その他殆どの市販カートリッジ |
出力 | 市販プリアンプのMAG端子入力に適合 |
入力インピーダンス | 380Ω(1kHz) |
出力インピーダンス | 3.1kΩ(1kHz) |
出力電圧 | 12mV(50mm/s、SMC-4接続時) |
周波数範囲 | 13Hz~35kHz ±1dB |
電圧利得 | 38dB(約100倍) |
電源 | 単3x4(6V)または4AA(6V) |
外形寸法 | 幅73x高さ48.1x奥行き100mm |
重量 | 375g |
付属 | 出力コード 電池 組込用アングル及び取付ビス |