Threshold 400A
¥598,000(1976年発売)
解説
800Aに続いて発表されたクラスAステレオパワーアンプ。
400Aにはパテントを取ったダイナミック・バイアス・サーキットを採用しています。
この回路はバイアス量を感知し、アイドル・カレントを調整して従来のクラスAで無信号時でも必要であった大量のバイアス量を、1/4ですましています。
これによりクラスAでネックとされていた発熱の問題も大幅に改善しています。
LED表示のレベルメーターを搭載しており、ピークとアベレージの両方が一目で確認できます。
400Aから400Acasへのバージョンアップサービスがありました。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ |
| 回路方式 | 全段Aクラス |
| 実効出力 | 100W+100W(8Ω) |
| 高調波歪率 | 0.05%以下 |
| 混変調歪率 | 0.05%以下 |
| 周波数特性 | 1.5Hz~150kHz +0 -3dB 20Hz~20kHz ±0dB |
| ライズタイム | 1μsec |
| スルーレート | 50V/μsec |
| インプットインピーダンス | 75kΩ |
| ダンピングファクター | 100 |
| ハム&ノイズ | 0.5mV以下 |
| 負荷インピーダンス | 4Ω以上 |
| 電源部 | 100V仕様 |
| 消費電力 | 450W(最大) |
| 外形寸法 | 幅483x高さ176x奥行279mm |
| 重量 | 22.7kg |
| 備考 | 400Acasへのバージョンアップ(¥45,000) |