オーディオの足跡

CS2.2の画像
 解説 

スピーカーによるカラレーションをせず「真実の音」を正確に再現するという思想の下に研究開発された独自技術が投入された大型フロアシステムのスタンダードモデル。
時間的・位相的レスポンスの整合を実現するコヒレントソース設計がされています。

低域には2相構造のダイヤフラムを採用した8インチのユニットを採用しています。
長年のノウハウを傾注した磁気特性の均一化設計などにより、低歪率化、高ダイナミックレンジを実現しています。
また、バスレフポートの代わりにバスラジエーターが搭載されています。
このラジーエーターはウーファーの特性を引き出せるように特別設計されており、量感豊かな重低音再生を可能にしています。

中域には7オクターブの再生帯域を誇るビスコ・えらスティック・ダイヤフラムを採用した4インチのユニットが採用されています。
THIEL独自の特殊形状ポールピースやラバーエッジにより、特に低音域における歪率を改善しています。

高域には、CS5と同一の1インチ・メタルドームユニットが採用されています。
独自のショートコイル/ロングギャップ設計により、±1.5mmの可動範囲を実現しています。

全てのユニットは、理想的な剛性を発揮し、音の透明度を向上させるマグネシウムフレームが採用されています。

ネットワークは一次(-6dB/oct)のスロープを持つ設計となっています。
また、特注品のポリスチレンコンデンサや無酸素銅線、空芯インダクターなどの部品を厳選することにりょい、歪感などを抑えています。

トランジェント能力と時間制度を得るため、フロントバッフルには回折現象を防止するラウンドエッジ、および各ドライバーと視聴者との距離を均一化するテーパーが付けられています。
また、フロントバッフルは2インチの厚みをもち、キャビネットは1インチの厚みとしており、内部には充分な補強材を使用する事でキャビネットの不要振動も低減しています。
表面はアンバーウッド仕上げとなっています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式
・フロア型
使用ユニット 低域用:20.3cmコーン型
中域用:10.2cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
その他:パッシブラジエーター
帯域幅 33Hz~27000Hz(-3dB)
周波数レスポンス 35Hz~20000Hz、±2.0dB
フェイズレスポンス ±10゜以下
感度 86dB(2.8V-1m)
インピーダンス 4Ω(最小3Ω)
推奨パワーアンプ出力 50W~250W
外形寸法 幅305x高さ1067x奥行330mm
重量 31.8kg