Technics EAS-46PL80NA/NB
¥51,500(1台、1960年代中期頃?)
¥65,000(1台、1974年頃)
解説
46cmのコーン型ウーファーユニット。
EAS-46PL80NAとEAS-46PL80NBの違いはV.Cインピーダンスで、NAが8Ω、NBが16Ωとなっています。
ボイスコイルには0.4mmΦ高耐熱銅線を使用しており、80Wの正弦波入力にも充分耐える設計となっています。また、振幅による歪を排除するためボイスコイルの巻幅をプレート幅(12mm)の2倍以上に取っており、低域において大入力が加わっても磁界からボイスコイルが飛び出さないよう設計されています。
振動板自身を非常に厚くしてヤング率を高める事で振動板による歪を排除しています。
また、エッジ部による歪を抑えるため、新開発のクロスエッジに安定な粘弾性樹脂を塗布しています。また、ダンパーは大振幅に耐える形状で、広範囲にわたって良好な直線性を得ています。
振動系質量は160gとなっており、コンプライアンスの大きい支持系によりfo=15Hzを実現しています。
磁気回路にはNKS-5DG(30Φx25mm)マグネットを30個組み合わせた総重量4.1kgの巨大なマグネットを使用しており、総磁束は840,000maxwellに達しています。
機種の定格
| 型式 | 46cmコーン型ウーファー |
| 許容入力 | 80W |
| V.Cインピーダンス | 8Ω(EAS-46PL80NA) 16Ω(EAS-46PL80NB) |
| 再生周波数 | fo~1kHz |
| 最低共振周波数 | 10Hz~20Hz |
| 出力音圧レベル | 97dB |
| Qo | 0.35 |
| 磁束密度 | 11,800gauss |
| 総磁束 | 840,000maxwell |
| 概算体積 | 14.7L |
| コーン有効直径 | 390mm |
| 重量 | 19kg |
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