※テープデッキは別売り
Technics SC-1900
¥268,000(1970年頃)
解説
オセアニアチーク材を用いた格調高い格子デザインを採用した最高級機にあたるステレオシステム。
SC-1900ではマルチアンプ方式を採用しており、低域、中域、高域のそれぞれを専用パワーアンプで増幅することで音響特性の改善を図っています。また、豊かな音楽性を確保するため、中高域にはホーン型ユニットを使用しています。
マルチアンプ方式では各アンプとスピーカーが直結されることで混変調歪及びダンピングファクターの改善と音質劣化の解消が可能です。
レシーバー部
アンプ回路にはOCL回路を採用しており、歪の少ない音を実現しています。
低雑音ICを使用しています。
リスニングコントロールや3チャンネルレベル・コントロールを搭載しています。
FMチューナー部には4極MOS型FEtを使用しています。
プレイヤー部
カートリッジ部にはシェル着脱が可能な半導体カートリッジを使用しています。
スピーカー部
3ウェイ4スピーカー構成を採用しています。
中域にはマルチセラーホーンスコーカーを搭載しており、高い能率と優れた過渡特性を確保しています。
低域にはハイコンプライアンスタイプの30cmコーン型ウーファーを搭載し、高域には5cm口径のホーン型ツィーターを2個搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオシステム | |
<アンプ部> | ||
回路方式 | ITL-OTL-OCL(Lo、Med) 6チャンネルマルチアンプ |
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出力 | 156W(P・M・P・O) 78W(EIA規格) |
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周波数特性 | 25Hz~60kHz | |
付属機能 | リスニングコントロール 3チャンネルレベルコントおr−る ラウドネススイッチ Din、Pin端子 |
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<チューナー部> | ||
- | - | |
<プレイヤー部> | ||
<ターンテーブル部> | ||
駆動方式 | ベルトドライブ方式 | |
駆動モーター | 4極アウターローターモーター | |
ターンテーブル | 31cmアルミダイカスト製 | |
<カートリッジ部> | ||
カートリッジ | 半導体 | |
針圧 | 3~4g(可変) | |
<トーンアーム部> | ||
トーンアーム | ユニバーサルトーンアーム | |
<スピーカー部> | ||
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・密閉方式・フロア型 | |
使用ユニット | 低域用 | 30cmコーン型 |
中域用 | ホーン型 | |
高域用 | 5cmホーン型x2 | |
クロスオーバー周波数 | 500Hz、5KHz | |
<総合> | ||
外形寸法 | 幅1,752x高さ770x奥行458mm | |
重量 | 98kg |