Panasonic SB-MX50
¥50,000(1台、1991年頃)
解説
マイカTMD振動板を採用したスピーカーシステム。
低域には22cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板には、軽量でアルミニウムの約3倍の曲げ剛性を持つ天然素材マイカを採用しています。さらに、振動板構造には独自のTMDを採用しており、従来のコーンでは別ピースだったコーン部とセンターキャップ部を一体構造とすることで剛性を高め、ピストンモーション域を従来の2倍に拡大しています。
中域には10cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
ウーファーと同様に振動板には天然素材マイカを採用しており、振動板構造にはTMDを採用しています。
高域にはマイカ振動板を用いた2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
エンクロージャーにはセパレートバッフル構造を採用しています。
この構造では、ウーファー用とミッドレンジ/トゥイーター用にバッフル板を分割することで不要振動を分断しています。また、ユニット取付部もそれぞれ板厚を変えて剛性を向上させています。
防磁設計を採用しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:22cmコーン型 中域用:10cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 35Hz~45kHz -16dB |
クロスオーバー周波数 | 600Hz、3kHz |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 89dB/W/m |
許容入力 | 200W(MUSIC) 100W(DIN) |
外形寸法 | 幅270x高さ750x奥行330mm(ネット付) |
重量 | 17.1kg |