National SF-175
¥49,800(1967年頃?)
解説
ベルトドライブ方式を採用したレコードプレイヤー。
ターンテーブル部には4極ヒステリシス・シンクロナスモーターとポリウレタンベルトを用いたベルトドライブ方式を採用しています。
トーンアームには、ラテラルバランサーとインサイドフォースキャンセラーを装備したパイプアームを採用しています。
ラテラルバランサーにより、左右の重量バランスがとれ、針先とレコードの間に不必要な力が発生しません。また、インサイドフォースキャンセラーによってレコードにかかる側圧を減少しています。
さらに、オイルダンプアームリフターを採用しているため安定したピックアップ操作ができ、レコードや針が傷むのを防止しています。
ヘッドシェルには国際規格に対応したユニバーサルタイプを採用しており、様々なカートリッジを使用できます。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
駆動モーター | 4極ヒステリシス・シンクロナス・モーター |
回転数 | 33・1/3、45rpm |
S/N比 | 45dB以上 |
ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
トーンアーム | スタティックバランス型パイプアーム ラテラルバランサー、インサイドフォースキャンセラー付 |
適正針圧 | 2g(可変可能範囲0~3.5g) |
カートリッジ | MM型 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
出力バランス | 3dB以内(1kHz) |
チャンネルセパレーション | 20dB以上(1kHz) |
出力電圧 | 5mV(1kHz、5cm/sec) |
標準不可抵抗 | 50kΩ |
針先コンプライアンス | 6x10-6cm/dyne |
交換針 | EPS-10STSD(ダイヤ針) |
オート機構 | オイルダンプアームリフター |
キャビネット | ユーラシアンチーク材 |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 幅500x高さ190x奥行385mm |
重量 | 8.9kg |