National SF-171
¥39,800(1967年頃?)
解説
スタティックバランス型トーンアームを採用したレコードプレイヤー。
ターンテーブル部には4極ヒステリシス・シンクロナスモーターを用いたリムドライブ方式を採用しています。
トーンアームには、ラテラルバランサーとインサイドフォースキャンセラーを装備したパイプアームを採用しています。
ラテラルバランサーにより、左右の重量バランスがとれ、針先とレコードの間に不必要な力が発生しません。また、インサイドフォースキャンセラーによってレコードにかかる側圧を減少しています。
さらにオイルダンプ機構を搭載しており、安定したピックアップ操作が可能です。
ヘッドシェルには国際規格に対応したユニバーサルタイプを採用しており、様々なカートリッジを使用できます。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| 駆動方式 | リムドライブ方式 |
| 駆動モーター | 4極ヒステリシス・シンクロナス・モーター |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| S/N比 | 45dB以上 |
| ターンテーブル | 25cm |
| トーンアーム | スタティックバランス型パイプアーム ラテラルバランサー、インサイドフォースキャンセラー付 |
| 適正針圧 | 2g(可変可能範囲0~3.5g) |
| カートリッジ | MM型 |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz |
| 出力バランス | 3dB以内(1kHz) |
| チャンネルセパレーション | 20dB以上(1kHz) |
| 出力電圧 | 5mV(1kHz、5cm/sec) |
| 標準不可抵抗 | 50kΩ |
| 針先コンプライアンス | 6x10-6cm/dyne |
| 交換針 | EPS-10STSD(ダイヤ針) |
| オート機構 | オイルダンプアームリフター |
| キャビネット | ユーラシアンチーク材 |
| 消費電力 | 18W |
| 外形寸法 | 幅491x高さ182x奥行369mm |
| 重量 | 8.0kg |