National SF-165
¥24,800(1969年発売)
解説
MS型(マグニステイト)カートリッジを採用したオートプレイヤー。
MS型カートリッジは、ナショナル独自の開発によるPCM圧電素子を素材としたカートリッジで、耐熱、耐湿に優れ、出力やカートリッジの自己容量も従来に比べて大きくなっています。
自己容量が多いことで低域特性が伸び、出力が大きい事で特性向上を実現しています。
自動機構を搭載しており、演奏が終わると自動的にピックアップがアームレストに戻るオートリターン、好みの位置で演奏を中断できるオートカット、同じレコードを何度でも自動的に繰返して演奏できるオートリピートなどが可能です。
アクリルカバーが付属しており、天然チーク材のキャビネットを採用しています。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| 駆動方式 | リムドライブ方式 |
| 駆動モーター | インダクション型 |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| SN比 | 40dB以上 |
| トーンアーム | EPU-46STFDパイプアーム |
| カートリッジ | マグニステイト型 |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz |
| チャンネルセパレーション | 20dB以上(1kHz) |
| 負荷抵抗 | 1MΩ以上 |
| 出力バランス | 3dB以下(1kHz) |
| 出力電圧 | 140mV |
| コンプライアンス | 3x10-6cm/dyne |
| 交換針 | EPS-14STSD(ダイヤ針) |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 14W |
| 外形寸法 | 幅484x高さ192x奥行364mm |
| 重量 | 5.9kg |