オーディオの足跡

RS-DC8の画像
 解説 

音の表現力を追求したDCCデッキ。

A/D変換部にはMASHを独立して搭載しており、L/Rをそれぞれ独立サンプリングすることで位相ズレを抑えています。
さらに、ADC変換部に発生する量子化雑音を徹底抑制することでダイナミックレンジを向上しています。

D/A変換部には新開発のS-アドバンストMASH・DACを採用しています。

DCCの中枢部であるPASC処理・信号処理部には、新開発のLSIを採用を採用しており、さらなる高音質化を図っています。

ヘッドブロックには熱可塑性プラスチック複合材料を採用しており、より適正なテープタッチを実現しています。

テープ装着時の安定性を高め、テープ走行性能を向上するツインスタビライザーカセットホールド機構を搭載しています。

4つの大型インシュレーターと独自のTHCB(テクニクス・ハイブリッド・コンストラクション・ベース)を採用しており、スピーカーの音圧や床からの外部振動、内部からのメカニカルな振動を低減しています。

DCCテープ再生時に最高約60倍速でサーチができます。終端では低速になり、テープに過大な負担がかかるのを防止しています。

テープにアルバム名やアーティスト名などの文字入力が可能です。また、12文字以上の文字が入力された場合にはスクロール表示によって対応しています。

バーチャル・バッテリー・オペレーションを搭載しており、電源回路から発生するノイズを抑制しています。

クラスAAラインアウト回路を採用しています。

非磁性体キャップを用いた高音質炭素皮膜抵抗をはじめとする厳選されたパーツを採用することで高音質化を図っています。

低抵抗金メッキライン出力端子を搭載しています。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 DCCデッキ
<デジタル録音/再生>
テープ記録方式 固定ヘッド方式
標本化周波数 44.1kHz(アナログ入力録音時)
48/44.1/32kHz(デジタル入力録音/再生時)
量子化ビット数 16ビット直線
データ処理方式 PASC
周波数特性(※1) 10Hz~20kHz ±0.2dB(fs:44.1kHz)
10Hz~22kHz ±0.2dB(fs:48kHz)
10Hz~14.5kHz ±0.2dB(fs:32kHz)
全高調波歪率(※1) 0.007%以下(再生)
0.009%以下(録音再生)
ダイナミックレンジ(※1) 95dB(再生)
92dB(録音再生)
S/N比(※1) 98dB(再生)
92dB(録音再生)
チャンネルセパレーション(※1) 98dB(再生)
92dB(録音再生)
ワウフラッター 測定限界以下
<アナログ再生>
周波数特性 30Hz~16kHz±3dB(クローム)
S/N比
(クローム、0dB=250nmb/m、※2)
NR off:58dB
ドルビーB NR on:65dB(CCIR)
ドルビーC NR on:74dB(CCIR)
ワウフラッター(※2) 0.08%(W.R.M.S.)
±0.15%(W peak)
<総合>
アナログ入力端子(※1) 80mV/33kΩ(最小入力レベル)
アナログ出力端子(※1) 2V/1kΩ(最大出力レベル)
500mV(出力レベル)
デジタル入力 2系統
デジタル出力 1系統
ヘッドホン出力レベル 30mWmax/32Ω
メカニズム方式 2モーター高速FF/REWメカニズム
オートリバースシングルキャプスタン駆動
早送り時間 約45秒(C-60)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 24W
外形寸法 幅430x高さ136x奥行334mm
重量 6.5kg
付属 ワイヤレスリモコン
※1:EIAJ CP2301規格(DAT)に準じて測定
※2:EIAJ CP-2311規格(テープレコーダー)に準じて測定