Technics SH-9090
¥200,000(1975年頃)
解説
モノラル構成のユニバーサル・フリケンシー・イコライザ。
10Hz~32kHzを12分割し、各中心周波数のレベルを±12dBの範囲で連続可変できます。各バンドはCRのみのアクティブフィルタで構成されています。
フィルタには新開発のCRアクティブフィルタを採用しています。
コイルを用いたバンドパスフィルタでは連続可変が不可能なうえ、SN比、歪率の面で不十分でした。SH-9090ではアナログコンピュータ技術を駆使し、2重積分型バンドパスフィルタを新開発して採用しています。
12帯域の各中心周波数は基準値より±1オクターブ連続可変できます。
共振峰の鋭さを表すQ(Bandwidth)を0.7~7の間で連続的に変化させることができます。
入力ゲインを調整できるマスターレベルコントローラーを搭載しています。
イコライザーin-outスイッチを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | モノラルグラフィックイコライザ |
| 出力 | 1V(定格) 7V(最大) |
| 全高調波歪率(T.H.D.) | 0.05% |
| 入力感度/インピーダンス | 1V/50kΩ |
| 周波数特性 | 10Hz~30kHz +0 -0.5dB 3Hz~80kHz +0 -3dB |
| SN比(IHF-A、出力1V時) | 90dB |
| マスターレベルコントロール | ±6dB(連続可変) |
| バンドレベルコントロール | ±12dB(連続可変) |
| 周波数コントロール | ±1oct.(連続可変) |
| バンドウィズスコントロール | Q=0.7~7 |
| 中心周波数 | 10Hz、30Hz、60Hz、125Hz、250Hz、500Hz 1kHz、2kHz、4kHz、8kHz、16kHz、32kHz |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 20W |
| 外形寸法 | 幅450x高さ193x奥行375mm |
| 重量 | 9.2kg |
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