Technics SH-9010E
¥100,000(1977年頃)
解説
中心周波数、共振峰の調整により、微妙なf特のコントロールが可能なステレオ・ユニバーサル・フリケンシー・イコライザ。
左右のオーディオ帯域を5バンドに分割しています。
フリケンシーコントロールは、各帯域の中心周波数と、基準中心周波数から±1.6オクターブの範囲内で、連続的に変化できます。
バンドウィズスコンとおr−ルは、ピークやディップの鋭さを自由に変化でき、1/4オクターブ幅以下の微妙な補正も可能です。
スライド式ボリュームのバンドレベル・コントロールは、各帯域のレベルを中心周波数の位置で±12dBの範囲で連続的に変化できます。全てのスライド式ボリュームを中点に設定すると、10Hz~20kHzにわたって+0
-0.2dBの特性で、ウネリは殆どありません。
機種の定格
型式 | ステレオユニバーサル・フリケンシー・イコライザ |
出力電圧/インピーダンス(1kHz) | 定格:1V/300Ω 最大:5V/300Ω |
全高調波歪率(定格出力時) | 0.02% |
入力感度/インピーダンス(1kHz) | 1V/47kΩ |
周波数特性 | 10Hz~20kHz +0 -0.2dB 10Hz~70kHz +0 -3.0dB |
利得 | 0±1dB |
SN比(IHF-A、S=1V) | 90dB |
バンドレベルコントロール(5素子x2) | ±12 |
中心周波数コントロール(基準周波数に対し) | ±1.6oct(5素子x2) |
バンドウィズスコントロール | Q=0.7~7(5素子x2) |
中心周波数(基準) | 60Hz、240Hz、1kHz、4kHz、16kHz |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 6W |
外形寸法 | 幅450x高さ92x奥行364mm |
重量 | 5.8kg |