Technics RP-9022
¥39,800(1981年頃)
解説
dbxシステムを搭載したノイズリダクションユニット。
dbxでは、100dBを超える音楽のダイナミックレンジをテープに忠実に録音するため、レベルを2分の1に圧縮して録音しています。そして、再生時にはレベル伸長で元に戻しています。
このdbxによって20Hz~20kHzの大域にわたって30dB以上のノイズリダクション効果を実現しています。また、録音飽和レベルも+20dBとなり、従来に比べて10dB以上アップしています。
テープ録音時はrecを、再生時にはplayを押すだけで使用できるシンプルオペレーションを採用しています。
また、選んだポジションはフロントパネルに表示され、誤操作を防止します。
セレクタのdbx discを洗濯すると、dbxレコードの演奏にも使用できます。
ワンタッチでdbx回路を解除するbypassポジションも搭載しています。
シルバーとブラックの2種類のバリエーションがありました。
機種の定格
型式 | dbxノイズリダクションユニット |
入力インピーダンス | 36kΩ |
入力レベル | 300mV、最大6V |
出力インピーダンス | 2.5kΩ |
出力レベル | 最大5.5V(20Hz~20kHz、2.2kΩ負荷) |
周波数特性 | 40Hz~20kHz ±1dB |
全高調波歪率 | 0.15%以下(100Hz~20kHz) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約6W |
外形寸法 | 幅430x高さ53x奥行260mm |
重量 | 約2.8kg |