Technics EPC-450C
¥12,000(1972年頃)
¥13,500(1974年頃)
解説
CD-4システム4chレコード再生用に開発された、半導体カートリッジ。
CD-4は、Compatible Discrete 4channelの略で、2chとの互換性があるディスクリート4ch方式で、20kHz~45kHzの超高域を利用して、新しく2つの信号を刻んでいます。
特殊ブロックダイヤの針先によりCD-4レコードや従来のステレオレコードの再生が可能です。
カンチレバーには新開発の軽量チタンパイプカンチレバーを採用しています。
加工が困難であったチタンをテクニクスの特殊工法によって加工することで、材厚20ミクロン、直径0.35mmのパイプの圧延に成功し、従来のカンチレバーの約1/2の重量を実現しています。
ヘッドシェル付きです。
機種の定格
型式 | 半導体4chカートリッジ |
周波数特性 | DC~50kHz |
出力電圧 | 5mV/ch(50mm/s、水平1kHz) |
チャンネルセパレーション | 25dB以上(1kHz) 15dB以上(30kHz) |
針圧範囲 | 1.7g~2.3g |
針先 | 特殊ブロックダイヤ |
自重 | 3.8g |
交換針 | EPS-45STQD(¥7,200(72年)/¥8,200(74年)) |