Technics PCM Digital Mixer
未発売品(1979年頃)
解説
PCM録音の過程やSH-P1でデジタル録音したテープの編集などにおいて信号をデジタルのまま処理できるPCMデジタルミキサー。
1979年のオーディオフェアで技術開発参考品として展示されました。
入力、出力フェーダーは各チャンネルごとに調整することができます。また、切換によってステレオフェーダーとしても操作することができます。
同期外れや無信号などの入力信号の異常を表示することができます。
従来のアナログミキサーと同じ感覚で使用できるように各チャンネルごとにパンポットやソロスイッチを搭載しています。
SH-P1で録音したテープの編集がスムーズにできるようオーディオ系を含んだ各種モニタが可能です。
空冷ファンを用いない無騒音設計となっています。
PCM Digital Mixerは4系統のデジタル信号をミキシングできますが、マイクロホン出力をインプットすうrにはPCM
AD/DAコンバーターが必要です。また、PCM Digital Mixerと接続するSH-P1にはデジタルダビングユニットの装着が必要です。
機種の定格
型式 | PCMデジタルミキサー |
入力 | デジタル:4系統 各チャンネルごとに位相切換え、パンポット、フェーダを装備 |
出力 | デジタルステレオ 各チャンネルにフェーダー装備 |
同期 | 外部接続機器に同期 |
外形寸法 | 幅450x高さ280x奥行470mm |
重量 | 21kg |