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SU-C3000の画像
 解説 

VGCAを採用したコントロールアンプ。

次世代デジタルフォーマットの広いダイナミックレンジに対応するため、新開発のローノイズアンプVGCA(Variable Gain Control Amplifier)を採用しています。
VGCAでは、従来のアンプで行っていた入力ボリュームで信号を絞った後増幅するというアンプ構成ではなく、アンプのゲインそのものを変える方式を採用しており、ボリュームを絞ったときでもノイズやダイナミックレンジの悪化を低減しています。
電源部に採用されたバッテリードライブ電源との併用によって高いS/N比を獲得しており、残留ノイズが少ないクリアな音の再現を実現しています。

電源部にはSU-C7000Ver.4.0にも採用された鉛蓄電池を用いたバッテリードライブ電源を採用しています。
バッテリー駆動することで、AC電源と信号回路を完全に切り離し、接続コードやAC電源に起因するノイズループ、電源回路のスイッチングノイズなどを解消しています。
このバッテリーはフル充電で約4時間の電源供給が可能となっています。また、残容量が少なくなると自動的にAC電源に切り換わって充電を開始します。

ボリュームには抵抗体回転型ボリュームを採用しています。
このボリュームでは、端子と一体化したブラシを固定し、抵抗体を回転させる独自の方式を採用することで、音質を劣化させる原因となる異種金属接合部を削減しています。
また、抵抗体には微粒子タイプのカーボンを採用しており、歪を低減しています。

コンデンサーにはTAKEII電解コンデンサーを採用しています。
このコンデンサーは竹混抄セパレーターを用いた電解コンデンサーをさらにバージョンアップしたもので、基本構造であるアルミ箔や電解液の改良によって機械的、電気的特性を大きく改善しています。

電源トランスにRコアトランスを採用しています。
このトランスは、コア断面形状が円形なことで均一な磁束となっており、さらにコアに接合部が無いため漏洩磁束が少なく、音質劣化を低減しています。

シャーシ構造にはTHCB(テクニクス・ハイブリッド・コンストラクション・ベース)を採用しており、制振特性の異なる素材を多層構造化することで、優れた振動減衰特性を得ています。

2系統のプリアウト端子を搭載しており、バイアンプに対応しています。

金メッキが施されたガラスエポキシ基板を採用しています。

3P-2Pタイプの着脱式電源コードを採用しています。

バランス入力とバランス出力に対応したXLRキャノン端子を搭載しています。

内部配線にはOCC線材を採用しています。

サイドウッドにはリアルウッドと総仕上げが施されています。

機種の定格
型式 コントロールアンプ
全高調波歪率(20Hz~20kHz) Phono MM(Rec out、EIAJ):0.003%
Line1/2、CD、Tape1/2(Pre out、EIAJ):0.002%
S/N比 Phono MM:86dB(EIAJ)
Line1/2、CD、Tape1/2:112dB(EIAJ)
               124dB(IHF A Gain=0dB、S=2V)
周波数特性 Line1/2、CD、Tape1/2:20Hz~20kHz +0 -0.1dB
               0.7Hz~125kHz +0 -3dB
Balanced:8Hz~50kHz ±0.3dB
定格出力 Pre out1/2:2V/47Ω
Balanced:2V/47Ω
入力感度/インピーダンス Phono MM:3.5mV/47kΩ
Line1/2、CD、Tape1/2:200mV/47kΩ
Balanced:200mV/600Ω
最大許容入力 MM:100mV(0.05%)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 30W(AC)
外形寸法 幅483x高さ134x奥行375mm
重量 13.8kg(バッテリー電源含む)
別売 バッテリードライブ電源 LC-R2212X2AU(2x12V、2.2Ah/20HR)
(補修部品扱い、受注生産2.5ヶ月、¥19,800)