Technics SU-7
¥52,600(1982年10月発売)
解説
幅315mmのジャケットサイズプリメインアンプ。
テクニクス独自のシンクロバイアス回路によるニュークラスA方式を採用しています。
シンクロバイアス回路は出力トランジスタに一定のバイアス電流を供給することで、出力段を常に能動状態にし、スイッチング歪を追放しています。また、ニュークラスAは、信号経路とバイアス電流が独立しているため、ほぼ理想の二乗特性をもつ高速応答ダイオードの働きとも相まって、クロスオーバー歪を解消しています。
0.001Wから直読できる高精度大型パワーメーターを搭載しています。
スピーカーのfo(最低共振周波数)を自動検出しそのポイントを増強するスーパーベースを搭載しています。
ボリュームにはスライド式ボリュームを採用してます。
電子式保護回路を搭載しています。
独自のダイレクトコネクタを採用しており、ST-5やSH-E5などの結線にはピンコードが不要です。
機種の定格
| 型式 | インテグレーテッドアンプ |
| <Tuner、Aux→SP out総合特性> | |
| 実効出力(EIAJ) | 50W+50W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 0.005%(定格出力-3dB、1kHz) |
| 周波数特性 | 10Hz~140kHz -3dB |
| SN比(IHF-A) | 99dB |
| 残留雑音 | 0.7mV |
| ダンピングファクター | 30(8Ω) |
| 負荷インピーダンス | main or remote:8Ω~16Ω |
| <その他特性> | |
| 入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Tuner、Aux、Tape:150mV/27kΩ |
| Phono SN比 | MM:81dB(2.5mV入力) |
| Phono周波数特性 | 20Hz~20kHz、RIAA ±0.8dB |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(20kHz) |
| <総合> | |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 87W |
| 外形寸法 | 幅315x高さ98.9x奥行248mm |
| 重量 | 5.0kg |