Technics SE-A808
¥35,000(1980年頃)
解説
2つのICと1つのトランジスタで構成したシンプルな構成のステレオパワーアンプ。
入力段のICは、低歪率の動作電流が選べるカレントミラー負荷の差動増幅器とし、高ゲインを確保しながら、低歪率を実現しています。
出力段のパワーICは、2段ダーリントン接続の純コンプリメンタリ回路で構成されています。
スピーカー端子がショートしても、出力段ICを保護するリレー式プロテクション回路を搭載しています。
巻線を逆方向にしてフラックスをキャンセルした低歪2電源トランスの電源回路を採用しています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
定格出力(両ch駆動時) | 45W+45W(8Ω、20Hz~20kHz) 50W+50W(8Ω、1kHz) |
全高調波歪率 | 0.02%(20Hz~20kHz、定格出力時) |
出力帯域幅 | 5Hz~50kHz -3dB |
周波数特性 | 5Hz~100kHz +0 -3dB |
SN比 | 110dB |
残留雑音 | 500μV |
ダンピングファクタ | 30(8Ω) |
入力感度/インピーダンス | 500mV/47kΩ |
負荷インピーダンス | 6Ω~16Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 98W |
外形寸法 | 幅430x高さ76x奥行280mm |
重量 | 6.5kg |