オーディオの足跡

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SA-222の画像
 解説 

30W+30Wアンプとクォーツシンセサイザチューナーを一体化したFM/AMステレオチューナーアンプ。

チューナー部には波形伝送特性を重視したクォーツシンセサイザ方式を採用しています。フロントエンドは独自のICによる電子同調回路とジャンクションFETで構成し、IM妨害比排除能力を向上させています。
IF段にはセラミックフィルタを3個使用することで高選択度と低歪率を獲得しています。

リファレンス周波数をオーディオ帯域外の25kHzに設定することで優れた音質を得ています。

独自のスワローインカウンタ方式により、放送帯域内からスプリアス妨害を追放しています。

FM/AM各7局プリセットが可能です。
さらに、オートスキャン/マニュアル切換え、ラストワンメモリーなどの機能を搭載しています。

アンプ部は、2IC、1トランジスタのシンプルな回路構成を採用しています。

イコライザ部にはICを採用した低歪・低雑音設計が採用されています。

2系統のテープ端子を搭載しています。

サブソニックフィルターを搭載しています。
また、トーンコントロールはセンターディフィートタイプを採用しています。

FMミューティングスイッチを搭載しています。

機種の定格
型式 FM/AMレシーバー
<アンプ部>
実効出力 30W+30W(8Ω、20Hz~20kHz)
全高調波歪率 0.04%(20Hz~20kHz、定格出力時)
ダンピングファクター 30(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/47kΩ
Tuner、Aux/TV、Tape:150mV22kΩ
SN比 Phono:80dB
周波数特性 Phono:RIAA標準カーブ ±0.8dB
Tuner、Aux/TV、Tape:5Hz~70kHz -3dB
トーンコントロール Bass:±10dB(50Hz)
Treble:±10dB(20kHz)
負荷インピーダンス main or remote:4Ω~16Ω
main + remote:8Ω~16Ω
<FMチューナー部>
受信周波数 76.1MHz~89.9MHz
実用感度(75Ω) 10.8dBf(1.9μV、IHF'58)
SN比50dB感度 stereo:38.3dBf(45μV、IHF'58)
歪率 mono:0.15%
SN比 mono:75dB
周波数特性 20Hz~15kHz +1 -2dB
実効選択度 70dB
キャプチャーレシオ 1.2dB
イメージ妨害比 60dB(83MHz)
IF妨害比 80dB(83MHz)
スプリアス妨害比 80dB(83MHz)
AM抑圧比 55dB
ステレオセパレーション 45dB(1kHz)
アンテナ端子 75Ω不平衡型
<AMチューナー部>
受信周波数 522kHz~1611kHz
実用感度 30μV、300μV/m
選択度 55dB
イメージ妨害比 50dB(999kHz)
IF妨害比 40dB(999kHz)
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 98W
外形寸法 幅430x高さ120x奥行300mm
重量 6.5kg