TEAC X-10M
¥179,000(1981年頃)
解説
2トラックのマスターレコーダー。
走行系にはクローズドループデュアルキャプスタン方式を採用しており、音の濁りや歪の原因となる変調ノイズやテープ振動を大幅に低減しています。
ヘッドには高硬度パーマロイヘッドを採用しています。
フロントパネルには5mm厚のパネルを採用しており、重量級のモーターやフライホイールをしっかりホールドしています。
キュー機構を搭載しています。
早巻きからプレイへスムーズに移行するモーションセンシング機構を搭載しています。
録音ポーズからの立ち上がりがスムーズなリアルタイムポーズ機能を搭載しています。
Rec Mute機構を搭載しています。
テープ特性を生かすBIAS/EQ独立切換機能を搭載しています。
録音・再生の両方に作動するピッチコントロール機能を搭載しています。
左右連動録音モードスイッチを搭載しています。
タイマースタンバイ機構を搭載しています。
NAB/BTSイコライザー切換が可能です。
別売りのdbxシステムを接続できます。また、別売りのリモートコントロールユニットの接続が可能です。
機種の定格
型式 | テープデッキ |
テープ幅 | 1/4inch |
トラック形式 | 2トラック・2チャンネル |
ヘッド構成 | 3ヘッド |
リール | 26形、17形 |
テープ速度 | 38cm/s、19cm/s |
モーター構成 | 3モーター |
駆動方式 | クローズドループデュアルキャプスタン |
ワウフラッター(WRMS) | 38cm/s:0.02% 19cm/s:0.04% |
周波数特性 | 38cm/s:30Hz~30kHz 19cm/s:30Hz~28kHz |
総合SN比(3%THDレベル、WTD) | 63dB(NAB) 65dB(BTS) |
総合ひずみ率(規準レベル) | 0.6% |
ステレオ・チャンネル・セパレーション(1kHz) | 50dB |
入力感度/インピーダンス | マイク:0.25mV-72dB/適合マイク200Ω以上 ライン:60mV/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | ライン:0.45V/10kΩ以上 ヘッドホン:8Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 65W |
外形寸法 | 幅432x高さ452x奥行262mm |
重量 | 20kg |
別売 | リモートコントロールユニット RC-90(¥10,500) dbxユニット DX-2B(¥98,000) アクリルカバー TZ-550(¥5,500) アクリルカバー TZ-650(¥6,500) ウッドケース CS-100(¥10,000) |