TEAC T-3510
価格不明(1973年頃)
解説
3モーター3ヘッド方式を採用した業務用テープレコーダー。
T-3510は駆動機構部と録音再生アンプ部で構成されており、1チャンネル式(シングルトラック)のT-3510-1と、2チャンネル式(2トラック)のT-3510-2の2種類のバリエーションがありました。
ヘッド部にはフェライトヘッドを採用しています。
EDITボタンやCUEレバーなどの編集操作機構を搭載しています。
録音再生増幅器部にはプラグインユニットを採用しており、保守・調整が容易に行えるよう設計されています。
キャノンコネクターを採用しています。
フルリモートコントロールが可能です。
スクレープフィルターを搭載しています。
ラックマウントやポータブルケース、コンソールキャビネットに収納して使用できます。
オプションでサイマルシンク録音機能を取り付けることができます。
機種の定格
型式 | テープレコーダー | ||
トラック形式 | シングル(フル)トラック、2トラック | ||
リール | JIS26形または17形 | ||
テープ | 幅:6.3mm(1/4インチ) 厚:JIS100または150号 |
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テープ速さ | 38cm/s、19cm/s または19cm/sおよび9.5cm/s |
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録音再生周波数範囲 | 30Hz~18kHz | ||
ライン入力 | 600Ω平衡、-20dBm(キャノンXLR3-12C) | ||
ライン出力 | 600Ω平衡、+4dBm(キャノンXLR3-12C) | ||
モニター出力 | 180mV/負荷10kΩ以上、不平衡 | ||
ヘッドホン出力 | 10kΩ平衡 | ||
イコライゼーション | 38cm/s:3180+35μs 19cm/s:3180+50μs 9.5cm/s:3180+90μs |
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録音レベル | 185nwb/m | ||
テープ速さ偏差 | ±0.5% | ||
ワウ・フラッター | 38cm/s:0.05% 19cm/s:0.08% 9.5cm/s:0.1% |
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早送り、巻戻し時間 | 26形(760m)リールにて120秒以下 | ||
周波数特性 | 38cm/s:40Hz~18kHz ±2dB 19cm/s:40Hz~15kHz ±2dB 9.5cm/s:40Hz~10kHz ±2dB |
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SN比 |
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高調波歪率 | 1.5%(1kHz、0VU) | ||
クロストーク | 45dB(125Hz、T-3510-2) | ||
チャンネルセパレーション | 50dB(1kHz) | ||
電源 | AC100V、50Hz/60Hz | ||
消費電力 | T-3510-1:130W T-3510-2:140W |
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最大外形寸法 | テープトランスポート部:幅482x高さ400x奥行260mm アンプ部:幅482x高さ88x奥行260mm |
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重量 | テープトランスポート部:約20kg アンプ部:約3.5kg/チャンネル ポータブルケース:約5kg |
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別売 | コンソールキャビネット T-0420 ポータブルケース(アンプ部用) T-0402-1 ポータブルケース(トランスポート用) T-0402-2 ポータブルケース(シングルトラック用) T-0402-3 リモートコントロールボックス T-0107 モニタースピーカー T-6107 マイク入力ユニット T-6801 |