
TEAC R-888X
¥99,800(1985年頃)
解説
3ヘッドを採用したリバースデッキ。
世界ではじめてバックテンションコントロール用として電磁式のヒステリシス・カップリングを搭載しています。
これは一般に使用している摩擦ブレーキとは異なり、電磁結合による非接触ブレーキなためトルク変動が少なく、温度や湿度に対する変化がありません。
ヘッドリバースメカニズムにTEAC独自の3ヘッド・Super A.R.H.S.(Acculign Roatating Head System)を採用しており、高いヘッド精度を実現しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーBタイプとCタイプに加えてdbxを搭載しています。
アンプ部にはDCアンプ構成と±2電源方式を採用しています。
L/R独立マニュアルキャリブレーション(Leve/Bias)コントロールとメモリー機能(Memory1/2、リファレンスポジション)を搭載しています。
マルチCPUコントロールを採用しており、多彩なサーチや再生が可能です。
CPSを搭載しており、A/B面を通して両方向に最大15曲のサーチが可能です。
CDSを搭載しており、裏面の頭から何曲目をいうサーチが可能です。
ブロックリピートを搭載しており、A-B両面にわたるブロックが可能です。
メモリーオートプレイやメモリーオートストップ、イントロチェック、ブランクスキャン、オートモニター、4ウェイ・マルチカウンターを搭載しています。
キャリブレーション兼用の3色LEDメーターを搭載しています。
オートテープセレクターを搭載しています。
走行モードインジケーターを装備しています。
約4秒のオートRec Muteを装備しています。
タイマースタンバイ機構を搭載しています。
ヘッドホン出力連動のアウトプットボリュームを装備しています。
MPXフィルター(In-out切換用)
ヘッドホン出力端子を装備しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ方式 |
ヘッド | 録音x1 再生x1 消去x2 |
駆動モーター | キャプスタン用:DCサーボモーターx1 リール用:DCモーターx1 メカニズム駆動用:DCモーターx1 |
ワウ・フラッター | 0.03%(Wrms) |
早巻時間 | 約80秒(C-60テープ) |
周波数特性(総合) | メタルテープ:20Hz~20kHz ±3dB(EIAJ) |
S/N比 | NR off:60dB(WTD3%THDレベル) Dolby B in:70dB(5kHz) Dolby C in:80dB(1kHz) dbx in:92dB(1kHz) |
ダイナミックレンジ | 110dB(dbx in、1kHzピーク) |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.35mV/-67dB/200Ω以上適合 Line:87mV/40kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Line:0.43V/50kΩ以上 Headphone:最大30mV/8Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 27W |
外形寸法 | 幅432x高さ118x奥行290mm |
重量 | 6.0kg |