TEAC MD-5
¥50,000(1998年頃)
解説
PC用キーボードで録音・再生・編集・文字入力が可能なMDレコーダー。
DOS-Vパソコン用106/109日本語キーボードが接続可能です。
キーボードでは各キーに編集モードや操作モードが割り当てられており、キーボードを多機能リモコンのように操作できます(下記表参考)
また、キーボードによりカタカナ・アルファベット・数字・記号などを使ってディスクタイトルや曲名・アーティスト名を入力できます。
A/D、D/Aの各変換部には、20ビット演算処理能力を持つ、64倍オーバーサンプリングA/D、128倍オーバーサンプリングDD/Aコンバーターを採用しています。
信号の圧縮・伸長を行うATRACにはVer4.5を採用しています。
サンプリングレートコンバーターを内蔵しており、CS/BSやDATなどのサンプリング周波数の異なるソースを44.1kHzに自動変換します。
接続したプレイヤーやカセットデッキからの入力を感知し、自動的に開始・停止を行うサウンドシンクロ録音機能を搭載しています。
ディスクが挿入されていない状態でも入力機器からの入力信号をモニターでき、デジタル入力に対してはD/Aコンバーターとしても使用できます。
1度読み込んだディスクの再生モードやUTOC情報は、バックアップ機能によりイジェクトしなければ電源を切っても保存されます。
編集機能として、Divide/Erase/Move/Combine/Undoなどの操作が可能です。
また、Title Ainc(タイトルオールインクリメント)機能によりディスクタイトルから全トラックタイトルまで、エディットメニューを表示せずに続けて入力できます。
入力したタイトルをコピーして指定したトラックに貼り付けるタイトルコピーー機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | MDデッキ |
録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
再生方式 | 非接触光学式 |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
録音時間 | stereo:最大74分 mono:最大148分 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.5dB |
S/N(再生、EIAJ) | 98dB以上 |
入力端子 | アナログ:RCA 1系統 デジタル:TOS 2系統(フロント、リア) |
出力端子 | アナログ:RCA 1系統 デジタル:TOS 1系統 |
出力電圧 | 2Vrms |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 13W |
外形寸法 | 幅435x高さ100x奥行310mm |
重量 | 4.5kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RC-702 |