
TEAC DV-15
¥180,000(2003年10月発売)
解説
DV-50やDV-30の設計思想を受け継いで開発されたユニバーサルプレイヤー。
D/A変換部にはシーラスロジック社製DACチップのCS4392を搭載しています。
アナログ回路部分にはフルディスクリート構成を採用しており、全チャンネル同一条件での音声出力を可能にしています。
オーディオ用部分にはスイッチング電源を避け、高品位トランスを用いたシリーズ電源を採用しています。
音質に定評ある高音質パーツを徹底試聴のうえ厳選して使用しています。
ビデオOFF機能を搭載しています。
DVD-AudioやSACD、CDなどの再生時にビデオ回路の動作を止め、ビデオ信号の音質への干渉を防ぐ事が可能です。
ビデオ部にはプログレッシブスキャン回路を搭載しています。
プログレッシブ入力対応のテレビやプロジェクターと接続した際に、フィルム素材とビデオ素材に応じて2-3プルダウン方式ピュアシネマプログレッシブスキャン処理と3次元動き補完型処理のいずれかの方式で処理を行います。
映像DACにはアナログ・デバイセズ社製のものを搭載しています。
NSV(ノイズシェーピングビデオ)プロセスによってS/Nとリニアリティの優れた映像信号が得られます。
また、内蔵しているスーパーサブエイリアスフィルター機能により映像必要帯域はフラットな広帯域特性を実現すると共に、不要帯域では折り返しノイズを除去する急峻な遮断特性によって高解像度の映像再生を可能にしています。
ノイズリダクションの深さやクロマディレイなどの画質調整機能を搭載しています。
メカニズム部はスチール製メカハウジングで強固に固定されており、振動の影響を低減しています。
フロントパネルにはショートスクラッチ処理が施されています。
シルバーとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | SACD/CD/DVD-Audio/Videoプレイヤー |
再生可能ディスク | DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、CD-R、CD-RW、ビデオCD、DVD-R、DVD-RW、MP3ファイル |
映像出力 | DVI映像出力(1系統):DVI-D端子(HDCP対応) S1/S2映像出力(1系統):S端子 コンポジット出力(2系統):RCA端子 コンポーネント映像出力(Y、Cb/Pb、Cr/Pr、1系統):RCA端子 D1/D2端子(Y、Cb/Pb、Cr/Pr、1系統):D端子 |
アナログ音声出力 | ステレオ音声出力端子(フロントL/R、2系統):RCA端子 サラウンド音声出力端子(リアL/R、C、SW、1系統):RCA端子 |
S/N比 | 125dB(DVDオーディオ) |
ダイナミックレンジ | 110dB(DVDオーディオ) |
全高調波歪率 | 0.00095%(DVDオーディオ) |
周波数特性 | 4Hz~80kHz -3dB(DVDオーディオ、192kHz) |
デジタル出力 | 光デジタル出力:1系統 同軸デジタル出力:1系統 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 18W |
最大外形寸法 | 幅442x高さ129x奥行308mm(突起部含む) |
重量 | 7.2kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |