TEAC A-440
¥79,800(1975年11月10日発売)
解説
A-460のメカニズムやアンプ回路をベースに、機構を選りすぐって装備したカセットデッキ。
メカニズム部にはPLLサーボDCモーターを採用しています。このメカニズムは、ポーズ機構を除いてA-460と全く同じ設計となっています。
別売りのタイマーを組み合わせることで、タイマー録音や目覚まし再生が可能です。
待機中はピンチローラーやアイドラーが離れているため、メカニズムに無理な負担がかかりません。また、テープが巻き終るとメカニズムが自動的に解除され、同時に電源も切れるため、そのまま休みスイッチとして使うことも可能です。
クロームテープ/フェリクロームテープ/ローノイズテープのそれぞれの特性を引き出すため、バイアスとイコライザーが独立した3段切換機構を搭載しています。
テープヒスを低減するドルビーシステムを搭載しています。
ドルビー効果を発揮させるマイク/ライン入力切換機構を搭載しています。
過大入力を警告するピークレベルインジケーターを搭載しています。
ヘッドにはHDフェライトヘッドを採用しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
モーター | PLL方式DCサーボモーター |
ワウフラッター | 0.07%(WRMS) |
周波数特性 | 30Hz~16kHz(クロームテープ) 30Hz~16kHz(フェリクロームテープ) 30Hz~13kHz(ハイファイテープ) |
SN比 | 57dB(3歪レベル、聴感補正) ドルビー時改善量:5dB(1kHz)、10dB(5kHz以上) |
外形寸法 | 幅440x高さ164x奥行294mm |
重量 | 9.5kg |