TEAC A-2050
¥69,800(1968年頃)
解説
ワンモーターデッキに豊富な機能を搭載したテープデッキ。
4ヘッドと箔センシングによるオートリバース機能を搭載しています。
テープの終わりにセンシング箔を貼ることによって自動的に連続して録音再生が可能です。また、手動リバースも可能です。
リバース時にはメカニズムを完全に停止させてからモーターを逆転させるなどの保護機構が組み込まれています。
操作部にはシンメトリカルコントロールを採用しており、ワンレバー操作で正転、逆転、両方向の早送りが自由に行えます。また、レバーの操作を人間工学的に左右対称とすることで操作性を高めています。
新開発のシーソー式シフターによって進行方向のヘッドにだけテープがタッチする構造となっています。使っていないヘッドはテープにタッチしないためヘッドの寿命が伸びます。
また、ヘッドに対して平行に動作するバランス型軽圧パッドはテープをヘッド面に均一に圧着させることで理想的なテープのヘッドタッチを得ています。
駆動モーターには新設計の4極ヒステリシスシンクロナス型アウターローターモーターを採用しています。
3モーター機と同一機構の同期式バンドブレーキを使用しており、ブレーキ機構が正確なタイミングで動作します。
アイドラーには耐久性に優れたポリウレタンを使用しています。
A-6010と同型の本格的VUメーターを搭載しています。
また、A-2050ではVUメーターと連動する再生専用のボリュームを搭載しています。
カットコアトランスを使用し、モーターには厳重なシールドを施すことで電源からのハムをシャットアウトしています。
バイアス発振回路には2SC491を用いたプッシュプル回路を採用しており、100kHzの十分余裕のある発振出力を得ています。
高音部の特性が自由に変えられるイコライザーボリュームを搭載しています。
ヘッドホンアンプを搭載しています。
パネルにはステンレスヘアライン仕上げが施されています。
4桁インデックスカウンターを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | テープデッキ |
| トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ方式 |
| ヘッド | 4トラック・2チャンネル消去、録音再生、逆方向の消去、録音再生(4ヘッド) |
| リール | 最大17形(7号) |
| テープ速度 | 19cm(±0.5%)、9.5cm、4.8cm |
| モーター | 4極ヒステリシスシンクロナス・アウターローターモーター |
| ワウ・フラッター | 19cm:0.12% 9.5cm:0.15% 4.8cm:0.20% |
| 早巻時間 | 約110秒(370mテープ) |
| 周波数特性 | 19cm:30Hz~20kHz(50Hz~15kHz ±3dB) 9.5cm:30Hz~15kHz 4.8cm:40Hz~7kHz |
| SN比 | 50dB |
| クロストーク | チャンネル間:50dB(1,000Hz) トラック間:35dB(100Hz) |
| 入力 | Mic:600Ω Line:100kΩ、最小0.1V |
| 出力 | 0.5V(出力負荷50kΩ以上) |
| ヘッドホン | 8Ω |
| 電源 | AC100V/115V/200V/220V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 70W |
| 外形寸法 | 幅410x高さ448x奥行210mm |
| 重量 | 約15kg |
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