TEAC A-170
¥57,800(1975年発売)
解説
メカニズムの性能と耐久性を追及したステレオカセットデッキ。
直径2.5mmのキャプスタンシャフトは、真円度、表面粗度、円筒度など各項目にわたって高精度仕上げされており、また、フライホイールは重量に比べて慣性質量が大きく、性格にダイナミックバランスがとられています。これらを耐久性を考慮した保持機構によって支えられているため、長期にわたって安定した回転特性を維持しています。
ヘッドには耐摩耗性の優れたHDフェライトヘッドを採用しています。
モーターには新開発のDCサーボ型FGモーターを採用しています。
テープヒスを減少させるドルビーシステムを内蔵しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ方式 |
使用テープ | C-60、C-90タイプ |
テープ速度 | 4.8cm/s |
モーター | DCサーボFGモーター |
ワウ・フラッター | 0.09%(WRMS) |
早巻時間 | 100秒以内(C-60テープ) |
周波数特性 | 30Hz~16kHz(クロームテープ) 30Hz~13kHz(ハイファイテープ) |
SN比 | NR out:50dB(3%歪レベル、聴感補正) Dolby時改善量:5dB(1kHz)、10dB(5kHz以上) |
入力感度/インピーダンス | ライン:60mV/50kΩ マイク:0.25mV/-72dB/600Ω以上 |
出力レベル/インピーダンス | ライン:0.775V/50kΩ以上 ヘッドホン:8Ω |
外形寸法 | 幅430x高さ136x奥行225mm |
重量 | 4.5kg |