
TEAC TASCAM 122
¥125,000(1981年発売)
解説
楽器、ボーカル、シンセサイザーなどを駆使してオーディオミキサーからクリエイティブサウンドをマスター録りするためのマスターカセットデッキ。
3ヘッド・2モーター構成となっており、メカニカルテンションサーボを採用しています。
各種の機能にはICロジックコントロールを採用しており、正確でスムーズな動作を実現しています。
倍速(9.5cm)機能を搭載しています。
※122に搭載されている倍速は他のカセットやカセットレコーダーと互換性がありません。
前面にもLine in端子を搭載しています。
ヘッドホン専用のボリュームを搭載しています。
ドルビーHXシステムを搭載しており、高レベルの高域特性を改善します。
ピークLED内蔵VUメーターを搭載しています。
曲の頭出しが楽なメモリー機構を搭載しています。
Rec Mute機構を搭載しています。
バイアス調整システムを搭載しています。
別売りのdbxユニットを接続できます。
リモートコントロールユニット接続端子を搭載しており、別売りのリモートコントロールユニットが使用できます。
ラックハンドルは別売りオプションとなっています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ |
ヘッド | 3(消去x1、録再複合x1) |
使用テープ | C-60~C-90カセットテープ |
テープ速度 | 9.5cm、4.8cm |
モーター | キャプスタン用:電子制御2速度DCモーター リール用:DCモーター |
早巻時間 | 90秒以下(C-60テープ) |
ワウ・フラッター(WRMS) | 9.5cm:0.04% 4.8cm:0.06% |
バイアス周波数 | 100kΩ |
イコライゼーション | 4.8cm:3180μs+70μs 3180μs+120μs、SW切換 9.5cm:3180μs+35μs 3180μs+50μs、SW切換 |
周波数特性 | 4.8cm 35Hz~20kHz ±3dB(メタルテープ) 35Hz~15kHz ±3dB(コバルトテープ) 35Hz~14kHz ±3dB(ノーマルテープ) 9.5cm 35Hz~24kHz ±3dB(メタルテープ) 35Hz~20kHz ±3dB(コバルトテープ) 35Hz~18kHz ±3dB(ノーマルテープ) |
総合SN比(3%THDレベル、聴感補正) | 4.8cm:58dB以上 9.5cm:63dB以上 |
歪率 | 1%(1kHz、0VU、160nWb/m) |
3%歪レベル | 4.8cm:0VU+9dB、451nWb/m 9.5cm:0VU+10dB、506nWb/m |
チャンネル間クロストーク | 35dB以上 |
消去率 | 65dB以上 |
ピークLED点灯レベル | 0VU+8dB以上 |
入力感度/インピーダンス | Line1/2 入力インピーダンス:50kΩ不平衡 定格入力レベル:-14dBV(190mV) 最小入力レベル:-24dBV(60mV) |
出力レベル/インピーダンス | Line 負荷インピーダンス:25kΩ以上 定格出力レベル:-10dBV(0.3V) 最大出力レベル:-7.5dBV(0.42V) Headphone:最大100mW/8Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 25W |
外形寸法 | 幅482x高さ147x奥行345mm |
重量 | 9kg |
備考 | 0dBV=1V ワウフラッター測定はティアックテープMTT-111、MXT-111使用 特に記載していない項目はティアックテストテープMTT-506(コバルト)使用 |
別売 | dbxユニット RX-8B(¥98,000)
リモートコントロールユニット RC-90(¥10,500) ラックハンドル AH-50(¥2,500) |