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TEAC AN-180
¥59,800(1971年頃)
解説
3ヘッドタイプのテープデッキにも対応したドルビーユニット。
ドルビーユニットをドルビーシステム非搭載のデッキに接続する事でドルビーシステムの効果が得られます。
ドルビーシステムでは入力信号のレベルによって圧縮-伸長処理を行う事で、テープのヒスノイズを低減する事が可能です。動作は特にノイズが聴感上気になりやすい中音以上に対して行っています。
このドルビーシステムによってS/N比の改善を実現しています。
AN-180では録音と再生のそれぞれに専用のドルビーユニットを装備しており、ドルビー録音の効果を同時録音再生で確認できます。
マイクとラインのミキシング機構を装備しています。
マイクアンプはダイナミックレンジの広い生録音にも対応した設計となっています。
機種の定格
型式 | ドルビーBタイプノイズリダクションシステム |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1.5dB(MPX Filter out) 20Hz~15kHz ±1.5dB(MPX Filter in) |
S/N比改善度 | 10kHz:10dB 1kHz:5dB over all:6dB(聴感補正Bカーブ) |
入力感度 | Mic:0.25mV/-72dB(600Ω~10kΩ適合) Line:0.1V |
入力インピーダンス | Mic:50kΩ Line:100kΩ |
出力 | To tape deck input:0.5V Line:1V |
歪率 | 0.3%以下 |
マルチプレックスフィルター | 19kHz:-35dB以上 38kHz:-30dB以上 |
S/N比 | 65dB以上 |
チャンネルセパレーション | 55dB以上 |
オシレーター出力レベル | 0.1V |
オシレーター周波数 | 400Hz |
ACアウトレット | Unswitched:500Wmax |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 6W |
外形寸法 | 幅410x高さ141x奥行328mm |
重量 | 7kg |