TEAC PA-7
¥180,000(1980年頃)
解説
「良質のMCカートリッジを使用してTANNOYスピーカーを品位の高い音で再生する」というテーマの下、TEACとTANNOYが共同開発したArmoniaシリーズのコントロールアンプ。
このアンプは、当時のTANNOY社社長ノーマンJクロッカー氏により、TANNOY社製品の重要な試聴テストのシステムとして使用するという評価を得ています。
PA-7は、2重積分サーボ回路を内蔵したDCコントロールアンプで、MCカートリッジの使用を前提としてMCヘッドアンプの高音質化を図っています。
ヘッドホン専用アンプを内蔵しています。
トーンコントロールによる録音音質補正が可能です。
保護回路とクリック対策が施されています。
サブソニックフィルターを搭載しています。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
入力感度/インピーダンス | Phono1 MC:60μV/10Ω、25Ω、100Ω Phono2 MM:2.5mV/33kΩ、47kΩ、68kΩ/100pF、220pF、330pF Tuner、Aux、Tape play:200mV/50kΩ |
最大許容入力レベル(1kHz) | Phono1 MC:5mV Phono2 MM:270mV |
出力レベル/インピーダンス | Pre out:1V/75kΩ Rec out:200mV/68Ω |
周波数特性 | Phono1 MC:20Hz~30kHz ±0.2dB Phono2 MM:1Hz~30kHz ±0.2dB Tuner、Aux、Tape play:1Hz~100kHz +0 -0.2dB |
SN比(Aカーブ) | Phono1 MC:72dB(入力ショート) Phono2 MM:90dB(入力ショート) Tuner、Aux、Tape play:110dB(Volume min) |
全高調波歪率 | 0.005%(20Hz~20kHz、各入力Volume max、最大出力時) |
トーンコントロール | Bass:±7dB(100Hz) Treble:±7.5dB(10kHz) |
ターンオーバー周波数 | 340Hz/3.4kHz |
サブソニックフィルター | 12Hz、-18dB/oct |
チャンネルセパレーション | 80dB(1kHz、Volume max) |
オーディオミューティング | -20dB |
スルーレート | ±120V/μsec(イコライザーアンプ) ±300V/μsec(フラットアンプ) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 60W |
外形寸法 | 幅432x高さ148x奥行440mm |
重量 | 12kg |