解説　

低雑音シリコントランジスタを採用し、音質重視の本格的な設計がされたレシーバー。

テープデッキ専用端子を2回路搭載しており、録音再生時に随時切換が可能です。さらに、プレイバック専用の端子を別個に設けており、2台のテープデッキを使ってテープからテープへプリントする事ができます。

アンプ部はプリアンプ部とパワーアンプ部のセパレート設計が採用されており、それぞれ単独で使用でき、プリアンプとメインアンプの間に他のコントロールアンプも挿入できます。
トランジスタや抵抗・コンデンサには厳選されたものを採用しています。

2組のスピーカーが接続できます。

機種の定格

型式	総合アンプ
<アンプ部>
ミュージックパワー(IHF)	100W
実効出力	40W+40W(1%歪)
全高調波歪率	1%以下(1kHz、実効出力時)
パワーバンドウィズス(IHF)	30Hz～30kHz ±1dB
周波数特性	20Hz～20kHz 30Hz～60kHz(パワーアンプ部)
チャンネルセパレーション	Phono:50dB Aux:55dB
SN比	Phono:-60dB以上 Aux:-70dB以上
出力インピーダンス	4Ω～32Ω
入力感度(実効出力時)	Phono:2mV Tape player、Aux、Tape deck:300mV Power in:700mV
出力レベル	Tape deck(record):200mV Pre out:700mV
Phonoイコライザー	RIAAスタンダード
トーンコントロール	50Hz:+12dB～-18dB 10kHz:±15dB
ラウドネスコントロール(Volume-30dB)	50Hz:+10dB 10kHz:+8dB
ローフィルター	50Hz、-20dB
ハイフィルター	10kHz、-11dB
センターチャンネル出力	4.4V(実効出力時)
ソースセレクター	AM、FM、FM Auto、Phono、Tape player、Aux
モードセレクター	Stereo Rev、Stereo、Left Right、L+R
スピーカーセレクター	Off、A、B、A+B
テープデッキセレクター	Tape deck1、2
<チューナー部>
受信周波数	FM:76MHz～90MHz AM:535kHz～1,605kHz
感度	FM:2.5μV(IHF) AM:10μV(S/N -20dB時)
FMステレオセパレーション	40dB以上(1kHz)
FMステレオ周波数特性	50Hz～15kHz ±1.5dB
FMステレオディストーション	1%以下
<総合>
付属回路	FMモノ-ステレオ自動切替 AFC Muting DINコネクター SCRによる保護回路 ヘッドホンジャック 大型レバーによるテープデッキON-OFFスイッチ FMアンテナインプットセレクター(Distant、Local)
使用半導体	トランジスタ:40個 ダイオード:21個 バリスター:4個
電源	AC100V、50Hz/60Hz
消費電力	130W
外形寸法	幅454x高さ140x奥行394mm
重量	13.2kg