TAOC FCS300
¥540,000(1台、2003年頃)
解説
音階をクリアに聴き分けられる重低音再生を目指して不要振動を徹底して排除したアクティブサブウーファー。
重低音再生によるエンクロージャーへの振動を抑えるため、内蔵物については徹底的に制振対策を施す事で共振を排除し、さらにエンクロージャーは高剛性と響きの両立を図る事で音階をクリアに聴き分けられる重低音再生を実現しています。
ユニットにはロングストロークタイプの30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットのマウントにはアイソレーテッドマウント方式を採用しており、ハイカーボン鋳鉄製のマウントリングを介してエンクロージャーに固定する事で、ユニットの強力な動きを受け止めてユニットの力の分散を防ぐと共に、ユニットの振動が直接エンクロージャーに伝わるのを抑えています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
バスレフポートの音道に特殊な構造を採用する事で低音再生限界周波数を下げ、十分な低音再生能力を確保しています。また、内部の適所に独自の制振シートを配置する事で不要な振動を除去しています。
アンプ部には300Wの大出力を備えた1ビット方式のデジタルアンプを搭載しています。
底部にはハイカーボン鋳鉄製のインシュレーターを配置し、底板の響きを確保しつつ床への振動伝搬を最小限に抑えています。
入力端子はアンバランスとバランスの2系統を備えています。また、アンバランス入力にはカスケード接続用のループスルー出力も搭載しています。
信号入力連動型のオートパワーOFF機能を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
このリモコンではゲイン調整やLPFカットオフ周波数調整、電源ON/OFFが操作できます。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 |
周波数特性 | 20Hz~120Hz |
アンプ型式 | 1ビット方式デジタルアンプ |
最大出力 | 300W |
LPFカットオフ周波数 | 40Hz~120Hz(連続可変) |
LPF遮断特性 | 24dB/oct. |
アンバランス入力 | RCA、R/L(Mono) |
アンバランス出力 | RCA、R/L |
バランス入力 | キャノン、R/L(mono) |
その他機能 | 内蔵LPFバイパス オートパワーOFF リモコン(ゲイン調整、LPF調整、電源ON/OFF) |
消費電力 | 65W 5W(待機時) |
外形寸法 | 幅396x高さ662x奥行508mm |
重量 | 46kg |
付属 | リモコン 電源ケーブル |