TANNOY Monitor 15"/12"(Monitor Red)
※日本での発売時期不明
価格不明(1957年発売)
解説
Monitor Silverにさらに改良が施されて誕生した同軸型2ウェイユニット。このユニットからは15inchと13inchの2種類がありました。
一般的にはMonitorRedで知られていますが、正式にはMonitor 15"、Monitor
12"と言う名称で、磁気回路のカバーがレッド系のハンマートーンであるため、Monitor
Redと呼ばれるようになりました。
日本では1964年にこのユニットを搭載したオートグラフを五味康祐氏が輸入したことで一躍有名になり、その後、日本でも若干販売されていたようです(当時の日本総代理店はシュリロ貿易でした)
Monitor Redでは耐入力が向上しています。
機種の定格
| 型名 | Monitor 15" | Monitor 12" |
| 方式 | 15inch同軸2ウェイ | 12inch同軸2ウェイ |
| 再生周波数帯域 | 23Hz~20kHz | 25Hz~20kHz |
| 入力インピーダンス | 16Ω | 16Ω |
| 磁束密度 | L.F:13,500Gauss H.F.:18,000Gauss |
L.F:11,500Gauss H.F.:15,000Gauss |
| ボイスコイル直径 | L.F.:2inch H.F.:2inch |
L.F.:2inch H.F.:2inch |
| 共振周波数 | 27Hz | 32Hz |
| マグネット重量 | 5.85kg | 3.38kg |
| クロスオーバー周波数 | 1kHz | 1.7kHz |
| 最大入力(W) | 50W | 30W |
| 総重量 | 6.53kg | 3.38kg |
| 付属 | クロスオーバーネットワーク | |