オーディオの足跡

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Eyris DCCの画像
 解説 

アイリスDCシリーズのセンタースピーカーシステム。

低域には7inch(17.5cm)コーン型ウーファーを2個搭載しています。
振動板には中域ユニットと同じマルチファイバーペーパーコーンを採用しています。この振動板はペーパーコーンに数種のファイバーを混入して高圧縮加工したもので、軽量化と剛性を両立させ、過渡特性を高めています。

中低域には7inch(17.5cm)2ウェイ同軸型スピーカーを搭載しています。
このユニットはタンノイ独自のデュアルコンセントリックとなっており、ウーファーとツィーターを同軸上に組み合わせることでスピーカーの理想である点音源に限りなく近づけています。
ウーファー部にはマルチファイバーペーパーコーンを採用しています。また、ツィーター部は位相特性に優れた独自のテクノウェイブガイド(TW)を採用しており、超精密成型のウェーブガイドによって正確な球面波を作り出し、クリアで伸びのある中高域再生を実現しています。

高域には1inch(2.5cm)ドーム型ツィーターを搭載しています。
このユニットはチタニウムダイアフラムをネオジウムマグネットで駆動しており、51kHz(-6dB)までの高域再生が可能な広帯域設計となっています。
また、ボディ部には肉厚のアルミボディを採用しています。

エンクロージャーにはツインバスレフ方式を採用しています。
板材には剛性が高く音響特性に優れたMDFをフロントバッフルは30mm厚、その他18mm厚で採用しています。さらに、バスユニット後部をリアパネルからの支柱で特殊ダンプ材を介して補強しており、エンクロージャー自体の不要共振の影響を低減しています。
また、ワイドバンドツィーター部と一体化させたラウンドトップのフォルムを採用しており、位相や周波数などの音響特性を追求しています。
外観はシカモア(メープル)材の突板仕上げが施されています。

背面端子部にはバイアンプ/バイワイヤリング駆動に対応した大型入力端子を採用しています。
スピーカー端子とアース端子を円形状に5ポイントで配置しており、ケーブルセッティングを容易かつ確実にしています。

機種の定格
方式 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・センター型・防磁型
使用ユニット 低域用:7inch(17.5cm)コーン型x2
中域用:7inch(17.5cm)同軸型
高域用:1inch(2.5cm)ドーム型
周波数特性 36Hz~51kHz -6dB
能率 89dB/W/m(1kHz)
連続許容入力 125W(RMS)
最大許容入力 375W(瞬間)
入力インピーダンス
クロスオーバー周波数 250Hz、1.8kHz、16kHz
エンクロージャー仕上げ 18mm厚MDF(フロント30mm厚)
シカモア材突板仕上げ
内容積 19リットル
外形寸法 幅600x高さ278.5x奥行260mm(サランネット含む)
重量 21kg