
TANNOY Autograph mini
¥262,500(2台1組、2005年10月発売)
解説
1954年に発売されたAutographと、2000年に発売されたAutograph Millenniumのデザインコンセプトを受け継ぎ、さらに最新の生産技術・製造技術を融合させたブックシェルフ型スピーカーシステム。
ユニットにはタンノイで最も小型の10cm(4inch)同軸2ウェイユニットを搭載しており、高周波と低周波が同じ軸上から放射される同軸ユニットは音像の分解能と定位感に有利で、より自然な音場実現を図っています。
ユニットのウーファー部には、軽量化と剛性を両立させつつ過渡特性を向上させるため、ペーパーコーンにいくつかの異なるファイバーを混入した高圧縮加工のマルチファイバー・ペーパーコーンを採用しています。
また、トゥイーター部は54kHzmで再生が可能な広帯域設計を採用しており、ドーム型チタニウムダイアフラムとネオジウムマグネットを採用しています。
振動板からの音がタンノイ独自設計の超精密成型のテクノ・ウェーブガイド(TW)によるエクスポネンシャルホーンにより球面波を作り出し、音場空間豊かな再生を実現しています。
エンクロージャーは厳選されたパーチ(樺)材の高密度積層合板と、厳しい品質管理の元に手作業で研磨されたチークの無垢板と突き板で仕上げられています。
ウーハーのワイヤリングにはオランダVan Den Hul社のシルバーコーティング線材、トゥイーターワイヤリングには高純度の4N(99.99%)シルバー単線が採用されています。
またクロスオーバー回路には、低損失インダクターに加え内外部振動を排除するオーディオグレードの防振コンデンサが採用されています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 | ||
使用ユニット |
|
||
周波数特性 | 68Hz~54kHz | ||
能率 | 88dB/W/m(1kHz) | ||
連続許容入力 | 50W(RMS) | ||
最大許容入力 | 200W(瞬間) | ||
入力インピーダンス | 8Ω | ||
クロスオーバー周波数 | 2.3kHz | ||
エンクロージャー容積 | 3.5L | ||
外形寸法 | 幅210x高さ345x奥行130mm | ||
重量 | 4.0kg |