オーディオの足跡

PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

TPT-3001Aの画像
 解説 

ハイエンドチューナーを目指して開発されたFMステレオチューナー。

フロントエンドのRF段とミキサー段にはデュアルゲートMOS FETを採用しています。8連相当のバリキャップ同調回路とあいまって感度、ヘッドルーム、歪率を改善しています。

IF切換え機能により、Wide、Normal、Narrowを選択できます。
Wideモードではディスクリート6ポールLCフィルター、Normalではディスクリート20ポールLCフィルター、NarrowはNormalモードにセラミックフィルターを追加して構成しています。

AM抑圧比に優れたリミッター回路は全帯域にわたって安定した出力を供給しています。

検波器には4MHzの広帯域フォスターシーレ改良型を採用しています。

MPX部は音質を重視してディスクリートで構成しています。
タンバーグが開発したオートマチック・ノイズキャンセラー回路とともにビートノイズを排除しています。

オーディオ部にはフィルムコンデンサーや金属皮膜抵抗などの厳選されたパーツを使用しています。
また、NFBを最小に抑えることで音の鮮度を確保しています。

機種の定格
型式 FMステレオチューナー
50dB SN感度 stereo:32.1dBf
SN比 82dB(65dBf入力、stereo)
周波数特性 30Hz~15kHz +0.2 -0.5dB
歪率(65dBf入力、stereo、1kHz) wide:0.04%
normal:0.05%
narrow:0.08%
キャプチャーレシオ wide:0.4dB
normal:1dB
narrow:3dB
スプリアスレスポンス比 135dB以上
AM抑圧比 70dB以上
ステレオセパレーション(1kHz) wide:70dB
normal:60dB
narrow:55dB
外形寸法 幅435x高さ83x奥行350mm
重量 7kg