オーディオの足跡

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TPA-3016Aの画像
 解説 

デュアルモノラル構成のステレオパワーアンプ。

電源部には巨大なトロイダル・パワートランスと120,000μFのフィルターコンデンサを左右独立で使用しています。
スピーカー駆動力を高めるとともに2Ω以下の低インピーダンス負荷も可能となっています。

パワー段にはMOS-FETを片チャンネル8個ずつ使用しており100Aにもおよぶ電流供給能力を実現しています。

ドライバー段にはフィードフォワード回路を採用しており、MOS-FETのON抵抗を排除しています。これにより数百kHzまで低出力インピーダンスを確保し、中高域の解像度を向上しています。

アンプ内の温度が60℃以上で動作するオートファンを採用しています。

音質劣化を招く帰還型サーボに代わりサーマルサーボを採用しています。

Zero-NFB回路を採用しており、TIM歪を改善しています。

ポリプロピレンコンデンサや金属皮膜抵抗、金メッキ入出力端子などに厳選されたパーツを採用しています。

機種の定格
型式 ステレオパワーアンプ
実効出力(20Hz~20kHz) 220W+220W(8Ω)
SN比 117dB
出力インピーダンス 0.02Ω(20Hz~20kHz)
ダンピングファクター 400
入力感度 100mV(1W、8Ω、1kHz)
定格消費電力 210W~2500W
外形寸法 幅435x高さ221x奥行350mm
重量 28kg