REVOX BX350
¥110,000(1台、1978年頃)
解説
リニアフェイズ設計を採用したスピーカーシステム。
BX350では4個のウーファーユニットを凹面ピラミッド状に配置すると共に、ツィーターとウーファーの取付位置をずらした独特のレイアウトを採用しています。これにより各ユニットの異なった反応時間を補正して聴取位置でオリジナルの位相パターンを再構成しており、優れたパルス再生を実現しています。
低域には12.2cmコーン型ウーファーを4個搭載しています。
また、高域には2.5cmドーム型ツィーターを搭載しています。
プッシュボタン式の高域コントロール機能を搭載しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
機種の定格
型式 | 2ウェイ・5スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:12.2cmコーン型x4 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 30Hz~20kHz(DIN 45500) |
フェイズシフト (ツィーター軸上3m) |
±35゜(300Hz~10kHz) ±15゜(300Hz~2kHz) |
定格入力 | 80W(DIN 455000) |
最大入力 | 100W |
公称インピーダンス | 4Ω |
出力音圧レベル | 91dB/3.6W/m(ピンクノイズ) |
推奨アンプ出力 | 10W~80W(サインウェーブ) |
第3次高調波歪 | 最大1%(50Hz~20kHz、91dB/25W/2m) |
クロスオーバー周波数 | 3.2kHz |
付属機能 | プッシュボタンによる高域コントロール:±2dB(7kHz) |
外形寸法 | 幅350x高さ520x奥行295mm(フロントグリル含) |
重量 | 約14kg |
付属 | DINコネクティングケーブル(5m) |
<ユニットの仕様> | |
磁束密度 | ウーファー:10,000gauss ツィーター:14,000gauss |
磁束 | ウーファー:490μWb ツィーター:330μWb |