REVOX B790
¥198,000(1978年頃)
解説
リニアトラッキング方式を採用したターンテーブル。
            
            ターンテーブル部はクオーツコントロールによるダイレクトドライブ方式を採用しています。
            
            トーンアーム部にはわずか38mmのウルトラショートタンジェンシャルトーンアームを採用しています。
            トーンアームの制御には電子サーボを採用しています。
            
            カートリッジにはOrtofon製のVMS20EmkIIを搭載しています。
			
機種の定格
| 型式 | ターンテーブル | 
| <ターンテーブル部> | |
| 駆動方式 | クォーツコントロール・ダイレクトドライブ | 
| ターンテーブルスピード | 33.33、45rpm | 
| スピード偏差 | ±0.01% | 
| スピード微調整範囲 | ±7% | 
| スピード表示 | 4桁、LED | 
| ターンテーブル | 直径313mm、1.1kg | 
| 起動時間 | 2秒以下(45.00rpm) | 
| ブレーキ時間 | 1.5秒以下(45.00~33.33rpmまで) | 
| ワウ・フラッター(DIN 45500) | 0.05%以下(補正後) 0.1%以下(補正無し)  | 
                
| SN比 | 68dB以上(補正後) 45dB以上(補正無し)  | 
                
| <トーンアーム部> | |
| 型式 | 電子サーボコントロールによるリニアトラッキング型 | 
| タンジェンシャルトラッキングアングルエラー | 5゜以下 | 
| インサイドフォースキャンセラー | リニアトラッキング方式のため発生せず不必要 | 
| 針圧調整範囲 | 0.5~2g(針圧計を要す) | 
| トーンアームの昇降 | 電子制御のエアダンパーによる | 
| ミューティング | スタイラスがディスクにタッチされるまでミュート | 
| トーンアームのトレース | LEDとオプト-エレクトロニックセンシングの組合せ | 
| アーム終端の制御スイッチ | サーボエレクトロニクスにより自動復帰 | 
| <カートリッジ部> | |
| 使用カートリッジ | Ortofon VMS20E mkII | 
| <操作部> | |
| ターンテーブルドライブ | 3タクタイル・フィードバックキーによる、33.33、45.00及びバリアブルスピードコントロール | 
| トーンアーム | 3タクタイル・フィードバックキーによる送り、戻し及びカートリッジの昇降 | 
| <オートマチックファンクション> | |
| トーンアームの保持 | ターンテーブルが回転するまでの間 | 
| トーンアームの保持解除 | (a)カートリッジがすぐ上がり (b)トーンアームはスタンダードポジションに戻る (30cmレコードのリードイン溝まで) (c)ターンテーブルの電子ブレーキが働くまで  | 
                
| <総合> | |
| 使用半導体 | IC:29個 トランジスタ:30個 ダイオード:24個 LED:1個 7セグメントディスプレイ:4個  | 
                
| 電源 | AC100V±10%、50Hz/60Hz | 
| メインヒューズ | 100V、0.4A、slo-blo | 
| 消費電力 | 最大30W | 
| 最大外形寸法 | 幅452x高さ142x奥行382mm | 
| 重量 | 11kg |