オーディオの足跡

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SRM-T1の画像
 解説 

真空管出力段を採用したドライバーユニット。

SRM-T1では出力段に高圧双三極管である6FQ7を採用しており、新設計のドライブ段と組み合わせています。
回路構成にはAクラスのDCアンプ構成を採用しています。

内部配線にはPC-OCCを採用しています。

シャーシには非磁性体としてアルミ合金を採用しています。
また、抵抗にはメーカーとの協力で開発したタンタル抵抗を採用しており、磁性体の排除を徹底しています。

プリヒート回路を搭載しており、電源スイッチON時にすぐに音出しが可能です。

出力端子は3系統装備しており、230Vのノーマルバイアス端子が1系統、580Vのプロバイアス用端子が2系統用意されています。
これによりプロシリーズのイヤースピーカーを2台同時に鳴らすことや、旧タイプのイヤースピーカーとの比較が可能となっています。

入力端子は2系統装備しています。
これらの端子はパラレル接続となっており、片方を出力端子として使う事でテープデッキ等に接続する事が可能です。

機種の定格
型式 ドライバーユニット
周波数特性 DC~20kHz ±1dB以内(100Vrms、SR-Λ Signature1台使用時)
増幅度 60dB
高調波歪率 0.02%(1kHz、100Vrms出力、SR-Λ Signature1台使用時)
入力インピーダンス 50kΩ
定格入力レベル 100mV(100V出力)
最大出力電圧 300Vrms(1kHz)
バイアス電圧 230V、580V DC
使用温度範囲 0~40℃
電源電圧 AC100V ±10%、50Hz/60Hz
消費電力 45W(通常使用時)
約10W(Pre-heat時)
外形寸法 幅195x高さ103x奥行375mm(つまみ20mm、RCAジャック10mm含む)
重量 3.9kg