SPENDOR SP-1
価格不明(1台、1983年発売)
¥155,000(1台、1980年代後半頃)
解説
BC-1の音の思想を継承しつつ現代のデジタルサウンドに対応するために開発されたスピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはスペンドール独自の手法によるドーピング剤をコーティングしたホモポリマーポリプロピレンコーンを採用しています。さらに、ロングトラベル化されたボイスコイルや強化された磁気回路を採用しています。
高域には3.8cmドーム型ツィーターであるHF-1300/IIを搭載し、超高域にはドーム型スーパーツィーター4001Gを搭載しています。
ネットワークにはオートトランスを用いた18dB/oct型を採用しています。
エンクロージャーはBC-IIと同一サイズのバスレフ型となっています。素材には高密度のカバ材合板を使用し、さらに振動モードの解析から最適なダンピング処理を内壁に施すことで不要共振を除去しています。
外観はチーク仕上げとなっています。
別売りでキャスター付きの専用スタンドがありました。
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:3.8cmドーム型(HF1300/II) 超高域用:ドーム型(4001G) |
| 周波数特性 | 45Hz~20kHz ±3dB |
| インピーダンス | 8Ω |
| クロスオーバー周波数 | 3kHz、13kHz |
| 音圧レベル | 87dB/W/m |
| 最大入力 | 90W |
| 外形寸法 | 幅300x高さ635x奥行300mm |
| 重量 | 15.5kg |
| 別売:キャスター付き専用スタンド(1台、¥17,000) | |
| 外形寸法 | 幅300x高さ230x奥行300mm |