
SPENDOR SP1/2
¥160,000(1台、1993年頃)
¥280,000(2台1組、1996年頃)
¥380,000(2台1組、2004年頃)
解説
BC-IIの血統を受け継ぐモニタースピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはホモポリマーポリプロピレンコーンを採用しており、ボイスコイルには40mmボイスコイルを採用しています。
高域には3.8cmソフトドーム型ツイーターを搭載し、超高域には1.9cmソフトドーム型スーパーツイーターを搭載しています。
ネットワーク部にはグラスファイバー・プリント基板やワイヤーレジスター、メタルフィルムコンデンサー、ラジオメタルコアチョークなどの厳選されたパーツを採用することで高音質化を図っています。
また、従来の2倍の最大入力も獲得しています。
内部配線にはOFCを採用しています。
エンクロージャーにはダンピング特性に優れた高密度のメダイト板を使用しています。また、スピーカーをマウントする前面には高密度で大変固い高品質の樺合板剤を使用しています。
内部にはスペンドール独特のビチューメンの内貼りと吸音材を施して定在波を抑え、不要な共振を防止しています。
外観はウォルナットの化粧板仕上げとなっており、前面のグリルには高音の透過性に優れたオープンウィーブクロスを採用しています。
2組のスピーカー端子を搭載しており、バイワイヤリングにも対応しています。
スピーカーユニットとネットワークは±0.5dB以内の精度でペアマッチングが図られています。
別売で専用のスタンドがありました。
前期と後期でフロントバッフルの色が異なるようです。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:3.8cmドーム型(Scanspeak D3806) 超高域用:1.9cmドーム型(Scanspeak D2008) |
周波数特性 | 45Hz~20kHz ±3dB |
インピーダンス | 8Ω |
クロスオーバー周波数 | 3kHz、13kHz |
出力音圧レベル | 89dB/W/m 88dB(2004年カタログ記載) |
最大出力音圧レベル | 104dB/m |
最大入力 | 90W 100W(2004年カタログ記載) |
外形寸法 | 幅300x高さ635x奥行300mm |
重量 | 16.8kg 18kg(2004年カタログ記載) |
別売:スピーカースタンド(2台1組、¥38,000) | |
外形寸法 | 幅300x高さ230x奥行300mm |