SPENDOR 2030
¥130,000(2台1組、1996年頃)
解説
ホームシアター用として開発された2000シリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。
2000シリーズでは楕円コーンを振動板に採用しています。
通常の真円形コーンではエッジの全ての点がボイスコイルから等距離にあるため共振を起こしやすく、再生音に悪影響を与えます。2000シリーズの楕円コーンは精密な解析技術によってこの問題を解決しており、エッジの各点がボイスコイルから等距離ではないため振動の跳ね返りに時間差があり、干渉を起こしません。これにより有害な共振を低減しています。
低域には19cm楕円コーン型ウーファーを搭載しています。
高域には2.8cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
防磁設計が施されています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
また、外観はダークグレーサテン仕上げが施されています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:19cm楕円コーン型 高域用:2.8cmドーム型 |
周波数特性 | 45Hz~20kHz ±3dB |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 100W |
出力音圧レベル | 87dB |
クロスオーバー周波数 | 5kHz |
外形寸法 | 幅180x高さ860x奥行260mm |
重量 | 13.7kg |